こんにちは!おかもんです。(@okamon0622)
今、週刊少年マガジンにて連載中の大注目作品『シャングリラ・フロンティア』(略称:シャンフロ)
私も含め、毎週楽しみにされている方も多くいらっしゃると思います。
素晴らしい画力や展開に次の話が待ち遠しいのではないでしょうか?
そんなあなたには、「小説家になろう」で連載中のサイトをご紹介いたします!
https://ncode.syosetu.com/n6169dz/
こちらのサイトでは、2022年1月23日時点で840ページまでシャンフロを楽しむことができます。
ものすごい文量だと感じるかもしれませんが、読み始めてしまえばあっという間に感じますので、オススメですよ。
今回は、その中でも最初の話『此岸より愛を込めて花束を』編について感想を述べてまいります。
この記事を読むとわかること
- 『此岸より愛を込めて花束を』編の内容
ネタバレと感じる内容も御座いますので、気にする方はご注意お願いいたします。
この記事書いてる人
シャングリラフロンティア単行本1巻を友人に貸してもらい、作品にハマる。(1~4巻全て購入済み)
続きが気になり、調べていると小説家になろうが原作であることを知る。
暇な時間は全て作品を読む時間に充て、最新のページまで読み進める。
現在更新を待ちながら、原作の2周目に突入中!
『此岸より愛を込めて花束を』編の概要
フルダイブタイプのVRゲームが主流となった時代。
バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオといった内容に問題のあるクソゲーをこよなく愛する主人公サンラクが、ちょっとしたきっかけから大衆が認めた神ゲー『シャングリラ・フロンティア』に挑むことになる。
クソゲーで培った技術を使い、ゲームを楽しみながら攻略を進めていく。
そんな最中、あるユニークモンスターと出会う。
そのモンスターの名は「夜襲のリュカオーン」
抵抗するも始めたばかりのステータスでは、ろくに傷などもつけられないため、膝から下を噛み千切られ、更に上半身も噛み千切られて敗北。
また、噛み千切られた場所「胴・足」は呪いがかけられ、防具を装備することが出来なくなった。
つまり、半裸の状態で攻略を進めていかなければならないという縛りプレイが始まったのです。
しかし、悪いことばかりではありません。リュカオーン相手に果敢に挑んだ姿は特別なシナリオ、ユニークシナリオへとつながっていたのです。
ユニークシナリオで出会ったNPC、ヴォーパルバニーの「エムル」に出会い、兎の国『ラビッツ』を拠点に攻略を再開。
ある日、フレンドであるアーサー・ペンシルゴンより話が持ちかけられる。
その内容は、ユニークモンスターである「墓守のウェザエモン」をフレンドのオイカッツォを含め、3人だけで攻略するというものだった。
ポイント
- サンラク、シャンフロ始める
- リュカオーンに出会い、呪いを受ける
- ヴォーパルバニーのエムルに出会う
- 墓守のウェザエモンと対決
始めたばかりで高難易度のモンスターと戦えるなんて、すごいですよね。
登場人物
陽務 楽郎(ひづとめ らくろう)
男。17歳。物語の主人公。ゲーム内のキャラクターネームは「サンラク」
超反応と経験則で回避攻撃を行う回避型アタッカー。反応速度が人並みはずれており、数々のクソゲーで培った理不尽耐性とプレイヤースキルを合わせることで驚異的なパフォーマンスを実現している。テンションとパフォーマンスが直結しているタイプであり、逆境であるほど燃える。
魚臣 慧(うおおみ けい)
男。19歳。ゲーム内のキャラクターネームは「オイカッツォ」(シャンフロ以外だと「モドルカッツォ」「カッツォッタキ」)
ゲーマーたち羨望の職業たるプロゲーマー。徹底的な理詰め。情報を集め、対策を立て、対処を考案し、実際に戦って細かい部分を詰めていくタイプ。中性的な顔と声も相まって色々な(意味深)層に人気がある。
天音 永遠(あまね とわ)
女。24歳。ゲーム内のキャラクターネームは「アーサー・ペンシルゴン」(別のゲームは「鉛筆戦士」)
今をときめくティーンの少女たちの憧れの星、花形モデル。その実態は人が派手に爆散する光景に「たまや~」と言えるタイプの畜生。ゲームスタイルは、ただ一瞬の大爆発のためにコツコツと下地を作っていく、花火職人タイプ。重要なのは、「最終的なスリル」
斎賀 玲(さいが れい)
女。17歳。物語のヒロイン。ゲーム内のキャラクターネームは「サイガ-0」
シャンフロ最強クラスのプレイヤー。「最大火力(アタックホルダー)」の異名をもつ。数多のユニークで完全武装しているのもあるが、それらを十全かつ模範的に使いこなす優等生タイプ。文武両道、旧家の生まれであり、礼儀作法も正しい完璧超人であるが、代償として恋愛力を没収された。
まとめ
個性的なキャラクターばかりですので、それぞれの紹介だけで楽しめますね!
プロゲーマー、モデル、旧家のお嬢様という、なんでもそつなくこなせそうな属性があるにも関わらず、鬼畜な面や残念な面を見せてくれるので、特別すごい存在という感じがしません(笑)
お気に入りのワンシーン
1章でのお気に入りのシーンはペンシルゴンがゲームに本気になっていると告白するシーンです。
サンラクもオイカッツォもゲームを本気でやっているので、ペンシルゴンを馬鹿にせず、何を当たり前のことをと否定しないところに3人の仲の良さを伺えますね。
ゲームはやはり中途半端にやるよりも本気でやった方が面白いと改めて思わせてくれるシーンでした。
真剣に取り組んだからこそ、その達成感も楽しさも本物になりますよね!
(ペンシルゴン)「あー・・・・・・・・・・・・その、ね。たまにはNPC相手にカッコつけたいっていうかさー・・・・・・こう、なんというかセツナって名前とか背景的にこう、他人事に思えないというか・・・・・・えぇそうですぅー、私だってゲームに本気で感情移入することくらいあるわけでぇーっ!」
顔を赤くして白状するペンシルゴンだが・・・・・・それを俺たちに言うか。どうやらオイカッツォも同じ事を思ったらしく互いに苦笑を浮かべ、ご丁寧に二人してペンシルゴンを鼻で笑う。
(サンラク)「ゲームに本気になる?大いに結構だろ。何事も本気で取り組めるなら本気で取り組んだ方が楽しいに決まってる」
(オイカッツォ)「そうそう・・・・・・本気で遊ぶからゲームは楽しいのさ、というか俺それがお仕事なんですけど?」
引用:シャングリラ・フロンティア/硬梨菜/小説家になろう/刹那に想いを込めて 其の九より
『此岸より愛を込めて花束を』編の感想
読んだ感想は、「私もこのゲームやりたい!」です。
全てがリアルで自由。体を動かす感覚、現実の人間のように接してくるNPC、自分の行動によるスキルの取得、レベルやスキルだけでなくプレイヤースキルも必要。
もう理想のゲームと言うしかありません。
こんなゲームができる登場人物たちは、うらやましい限りですよ。
なにより、文章だけでこんな気持ちになるのですから、表現力も素晴らしいですね。
個人的にこの章は、「全力で挑んで、楽しむ」が出来ているかということが重要だったなと思います。
結果にこだわって、中途半端な行動をするか。
全力で挑んで、過程を楽しみ、最後まで抗い、最良の結果を手繰り寄せるか。
前者は壊滅、後者は偉業の達成という形で、描かれております。
何事も楽しんだもん勝ちですね。
まとめ
『シャンフロ』なろう小説版「此岸より愛を込めて花束を」編の概要・人物・感想を述べさせていただきました。
色々と言いましたが、簡単にまとめるならばこの章は
とても仲のいいメンツで、無理難題なシナリオを楽しんでクリアしていく
という姿を描いておりました。
ただし、和気あいあいとした雰囲気ではなく、全力で挑み、全てを出し切ったことによる勝利ですので、一瞬たりとも目が離せない内容でした。
ユニークシナリオをクリアしたことで、どんな変化が訪れるのか、リュカオーンの呪いがどんな影響を及ぼしていくのか、まだまだ物語は始まったばかりですので、楽しんでいきたいと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
興味が出た方は下で試し読み出来ますのでぜひご覧ください!
シャンフロ(マンガ版)の第1話を試し読み
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