こんにちは!おかもんです。(@okamon0622)
2020年12月10日発売のソードアート・オンライン25巻の感想を述べていきます。
ネタバレも含む内容となっていますので、気にする方はご注意ください。
この記事を読むとわかること
- 25巻のあらすじ
- 25巻の見どころ
- 25巻を読んだうえでの考察
ソードアート・オンライン25巻のあらすじ
亡き友と同じ目、同じ声を持つ仮面の男エオラインとの邂逅は、キリトに深い衝撃をもたらす。だが二つの仮想世界で同時進行する異変が、感傷にふけることを許さない。
「もしかしたらこれは、新たな異界戦争の端緒なのかもしれない」
二百年後の《アンダーワールド》に、再び訪れる動乱の予兆。
一方《ユナイタル・リング》では《仮想研究会》のムタシーナとの決戦が迫る。彼女が率いるのは、恐るべき窒息魔法《忌まわしき者の絞輪》に拘束された、百人もの大部隊。迎え撃つキリトたちは、圧倒的劣勢を跳ね返すべく策を練るが――。
ポイント
《ユナイタル・リング》では、決戦
《アンダーワールド》では、問題提起と次への展開
が、描かれています。
ユナイタル・リング編4巻目ですが、アンダーワールドについての描写が増えてきました。
二つの世界がどのように関わっていくのか楽しみです。
ソードアート・オンライン25巻の感想
25巻で印象に残ったのはこちらの場面です。
印象に残った場面
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キリトとアスナの息の合った連携
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ユイちゃんの頑張り
- アンダーワールドでの再会
キリトとアスナの息の合った連携
こちらは《ザ・ライフハーベスター》との戦闘シーンでの出来事です。
このモンスターはVRMMO-RPG『ソードアート・オンライン』の浮遊城アインクラッド75層に登場したフロアボス《スカル・スリーパー》とほぼ同じ姿をしていました。
このモンスターの登場に撤退か戦闘かを選択しなくてはなりませんでしたが、逃げきることは不可能と判断し、戦闘を行います。
その時の作戦が、キリトとアスナがライフハーベスターの攻撃を捌き、側面から仲間が攻撃を加えて倒すというものでした。
キリトとアスナの共闘は、よく考えると1巻以降なかったような気がします。
お互いが何も言わずとも相手のやることに合わせていく。
この二人だからこその信頼関係です。
この二人ならばどんな困難も乗り越えられるという安心感がありますね。
ユイちゃんの頑張り
ユナイタル・リングの世界では、ユイちゃんはAIではなく、一人のプレイヤーとして活動しています。
今回は、キリトとアスナがピンチに陥った際に、助けに入るという素晴らしい活躍を見せてくれます。
キリトやアスナが学校に行っている間にアリスから剣を教わっていたそうです。
今までキリトたちを情報の面で助けていたが、これからは一緒に戦うこともできるというユイちゃんの成長に感動しました。
アンダーワールドでの再会
今まで、アリスの妹のセルカがアリスのことを待っているということが語られていましたが、今回ようやく彼女との再会を果たします。
さらに、言葉では表現されていませんが挿絵にてティーゼとロニエも一緒にいることが明らかになりました。
彼女らはディープフリーズ状態、つまり石化した状態ですので、次回解除した際にどんな会話が繰り広げられるのか楽しみで仕方ありません。
ただ、解除方法がわからないで再会が伸びるのだけは勘弁してほしいですね...
《ユナイタル・リング》《アンダーワールド》どちらの世界も別々のことのように感じますが、あとがきにて交差、接近する時がくるはずと明記されていましたので、どのように関わっていくのか、どんな事件が起きていくのかハラハラ、ドキドキしながら楽しみたいと思います!
ソードアート・オンライン25巻の考察
今回の話で気になったことは2つあります。
考察
- 神邑 樒(かむら しきみ)という人物について
- ユナイタル・リングはアンダーワールドを模したもの?
神邑 樒という人物について
エテルナ女子学院からアスナ達の通う学校に来ている人物です。
今はまだ、詳しく描かれていませんが気になった部分、思いついたことを書いていきたいと思います。
まず気になった部分ですが、キリトたちがムタシーナ達を退けた翌日、樒は学校を休んでいます。
このことから、彼女はムタシーナ側の人間ではないかと考えます。
そこで、彼女は誰なのかという話になるのですが、彼女はムタシーナの影武者だったのではないでしょうか。
ここで、話を一旦変えますが、アスナが彼女に対し、『そうであったかもしれない自分』と感じています。
つまり、SAOに関わっていなければアスナが樒の立ち位置にいたかもしれないということです。
樒もそのことを多少なりとも感づいている節があります。
樒もアスナに対して、思うところがあり関わることで優越感などを抱いているのではないでしょうか。
このことから、影武者の話に戻しますが、ムタシーナの侵攻でアスナに勝利したことで、更なる優越感を得ることを計画していたのではないかと考えます。
しかし、実際は予想に反し、自分が切られるかもしれない恐怖と撤退という結果に陥りました。
自身の計画通りに進まなかった動揺から学校を休むという行動をとったのではないでしょうか。
ユナイタル・リングはアンダーワールドを模したもの?
なぜ、このような考えをもったかというと作中で、ユナイタル・リングとアンダーワールドの広さがほぼ一緒ではないかと言及されていました。
ただの偶然かと思われますが、
のどの渇きや空腹、においといった感覚があること
一度、ヒットポイントが0になると二度とユナイタル・リングに入れないこと(=その世界で死んだということ)
NPCが自分たちの考えで行動すること
といったように、その世界で一人の人間として活動するという点で、アンダーワールドとの共通点が多くあるように感じることから、ユナイタル・リングはアンダーワールドを模したものではないかと考えます。
アンダーワールドに入るための入り口となるのか、それともアンダーワールドから現実世界への入り口となるのか、まだまだアンダーワールドに平和は訪れることはないのかもしれませんね。
まとめ
ソードアート・オンライン25巻の感想と考察でした。
キリトとアスナの息の合いようはもちろん、ユイちゃんの頑張りや、セルカやロニエ、ティーゼとの再会など見所たくさんの内容でした。
更に、樒はどんな人物なのか、アンダーワールドとユナイタル・リングにはどのような関わりがあるのかなど謎も増えておりますので、次巻も大変楽しみです。
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25巻を読むことができる上に、アニメも見れますのでまさに一石二鳥!!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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